スーパーマーケットチェーンにおける消耗品の共同購買を提案!ボリュームディスカウントでコスト削減を実現しました
全国にまたがるスーパーマーケットチェーン向けに消耗品の共同購買を提案し、コスト削減につながった事例をご紹介します。
CUSTOMER
全国で展開するスーパーマーケットチェーン
消耗品の値上げが続いているのはどのスーパーマーケットも同じです。全国にまたがるチェーンであれば店舗数はとても多くなり、全体で見るとかなりのコストアップになる上にそれぞれ仕入も違えば使用する消耗品も違います。各仕入をまとめ、全社が納得のいく仕様で消耗品のコスト削減を行うのは至難の業です。
中部流通の"現場力"で
お客様のお悩みを解決!
お客さまのお悩み
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止まらない値上げでコストアップを余儀なくされている
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様々な取引が有り、共同購買をまとめることが困難
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コスト削減はしても、食品加工に使うための品質が気になる
提案した解決策
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当社の仕入力を活かしてボリュームディスカウントを行った
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当社が商流に入ってそれぞれの仕入をまとめる窓口となり、仕入の統括を行った
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工場視察も行い、品質管理を徹底した
改善効果
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POINT
消耗品の大幅なコスト削減ができた
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POINT
各社ばらつきのない効率的な商流を実現した
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POINT
コスト削減かつ品質も上がった
販売部資材課
今回は私たちが提案させていただきました。
中部流通の資材課では、店舗や工場向けに包装資材・消耗品、什器・備品の取り扱いをしております。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ポリ手袋とニトリル手袋の共同購買を提案しました
ポリ手袋とニトリル手袋は食品を加工する時などに使用し、スーパーマーケットにとっては欠かせない消耗品です。チェーン全体で見ると使用量はかなり多く、値上げによる影響はかなりの額に及ぶことが簡単に想像できます。
各企業が個々に仕入を行えば、仕入先も違いますし採用している消耗品も違います。各社それぞれで商談を行えば仕入値にばらつきが出てしまいます。また、すべての仕入をまとめて商談を行うのも並大抵のことではありません。
中部流通は消耗品の専門会社としてサプライチェーンを改善する役割もこなすことができます。
ばらばらの仕入をまとめて交渉を行うことができれば確実にコスト削減へつながるため、チェーン全体での共同購買を提案しました。今回は使用量が多くコスト削減による効果がより大きいポリ手袋とニトリル手袋の共同購買を行いました。
仕入力によるボリュームディスカウントの実現
各社が使用する消耗品を統一できれば仕入の量が増え、大量ロットによる価格交渉も行いやすくなります。メーカーも販売量が増えて売上がアップするためお互いにwin-winの関係での取引です。
加えて中部流通は様々なメーカーと取引があります。そのため条件に合った消耗品を厳選することができ、また必要であれば自社の輸入機能を使って海外調達をすることだって可能です。
あらゆる方面から検討を重ね、お客様に取って一番良い方法で消耗品の取り扱いを行うのが当社の強みです。仕入力があるからこそボリュームディスカウントの効果も相乗効果によって強まっていくのです。
仕入にばらつきのない効率的な商流を構築します
出発点の違う企業同士が後から協力関係になるのであれば当然ながらそれぞれ商流も違います。それぞれが独自の商流を持っていることはメリットもデメリットもあるので、商流が一本化されているべきかどうかは一概には言えません。
しかし消耗品においては、できるだけ最初の窓口を一本化することによってボリュームディスカウントも品質管理も徹底することが可能になります。
消耗品の在庫保管や配送など地元の問屋に任せるべき部分もあります。構築されていた商流をすべて白紙にするのではなく、当社が仕入の最初の窓口を担い他の問屋にもご協力いただくというのが理想の商流です。
安全安心な品質管理も行なっています
コスト削減がメインですが、それにともなう品質の低下は避けたいところです。消費者に販売する食品の加工を行うための手袋なので衛生面での担保も必要です。
手袋は食品ではありませんが、食品に触れる消耗品の製造は清潔な環境で行われなければなりません。当社は製造工場が国内であれ海外であれ、工場視察に向かいます。消耗品を扱う立場として現地でしっかり確認を行うことは欠かすことができません。
今回提案したニトリル手袋はコスト削減だけでなく品質も上がりました。ニトリル手袋はアイテムによって使用感が変わり好みもわかれます。品質を下げずに作業に負担が出ない仕様を求めました。スーパーマーケットのグループ会社だからこそ現場に一歩踏み込んだ開発を行えます。