食品パッケージの値上げを対策!当社ならではのサプライチェーンでパッケージのコストアップを抑えました
食品パッケージの値上げによるコストアップを少しでも抑えるため、当社がお菓子のパッケージを提案させていただいた事例をご紹介します。
CUSTOMER
滋賀県のお菓子メーカー
今回パッケージを提案させていただいたのは、かりんとうを製造されているお菓子メーカー様です。原材料費やパッケージの値上げは商品の値上げにも直結するため避けたいところですが、昨今の社会情勢にゼロにすることは不可能です。そんな状況の中でも可能な限りパッケージのコストアップを抑えるのが当社の役目。私たちならではのサプライチェーンでコストアップ対策を行いました。
中部流通の"現場力"で
お客様のお悩みを解決!
お客さまのお悩み
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コストアップが続いて困っている
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パッケージの価格を少しでも安くしたい
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パッケージの安定供給をして欲しい
提案した解決策
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自社グループのフィルム会社とタッグを組んで商流を構築
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川上から関わることでパッケージのコストを見える化
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幅広い仕入ネットワークを活用した
改善効果
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POINT
コストアップが続く中、少しでも安いパッケージの価格を実現できる
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POINT
フィルム原紙の供給コストをコントロールすることができる
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POINT
仕入の幅が広く、物資の確保がしやすい
販売部パッケージソリューション課
今回は私たちが提案させていただきました。
中部流通のパッケージソリューション課では、商品パッケージの取り扱いをしております。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
食品パッケージを取り巻くコストの状況について
ここ数年食品の値上げのニュースが続いていますが、食品に使われているパッケージも値上げを余儀なくされています。
帝国データバンクが調査したデータによると、食品の値上げ要因の64%がパッケージのコスト高によるものです。
一番多い原因は原材料高、次にエネルギー費用となっています。さらに、こちらのグラフは重複した結果を含んでいますので事態は深刻です。
そしてこの値上げの状況は食品業界に限った話ではなく、パッケージ業界にも当てはまります。印刷会社においてもユーティリティ費や原材料費の高騰など、各方面でのコストアップが原因で値上げせざるを得ないのです。印刷会社でこのような状況ということは、川上のフィルムメーカーでも同じことが起きています。
他社とは違う中部流通のサプライチェーン
自社グループにフィルム会社と印刷会社が所属しているため、他の商社や問屋とは違ったサプライチェーンを構築することができます。
小売企業のグループ会社でありながらパッケージの製造機能を持っているため、川上から川下まで幅広い立場に立ってソリューションを提案しています。
値上げの対策として川上から関わることでコストを見える化することができます。ただ仕入れをするだけではコスト構造は見えません。
加工やフィルム原紙のコストが見える化できれば、どこを抑えることができるか価格コントロールも可能になりサプライチェーン全体を考えた取り組みにつながります。
今回はPBの抹茶かりんとうのパッケージを提案しました
今回提案させていただいたパッケージはPBの抹茶かりんとうです。お菓子のメーカー様へリーズナブルに供給をしています。
既存のパッケージ会社では太刀打ちできない状況の中、グループのフィルム会社とタッグを組むことで少しでも安い価格を実現することができました。またパッケージは発注から納品まで時間がかかり供給面でも不安定な状況が続いているため、商品自体が欠品してしまう恐れもあります。
私たちは消費者の手に渡るまでの流通を全て考慮してパッケージ制作を行います。サプライチェーン全体の流れを細かく把握しているのは当社の強みです。
今後もパッケージの課題解決を取り組み続けます
今回はコストアップの抑制に対するソリューションでしたが、制作のスピードアップやフィルム原紙のグレード最適化などまだまだ解決すべき課題はたくさんあります。
自社グループにフィルム会社や印刷会社を迎え入れての取り組みはそれほど歴史が長いわけでもありません。しかし以前とは違うやり方ができるようになり、パワーアップを実感しています。
今後も中部流通ならではのサプライチェーンを固めながらお客様のお役に立てるよう努めてまいります。