惣菜部門のトレーのコスト削減とオペレーション改善を提案!続く価格改定に対策をしました
食品トレーの価格改定の対策としてコストメリットのあるトレーへの切り替えを提案し、さらに種類の集約を行うことでオペレーションの改善もできた事例をご紹介します。
CUSTOMER
滋賀県を中心に展開するスーパーマーケット
惣菜部門には様々な種類の商品があるためそれぞれに適したトレーを使用する必要があり、オペレーション管理は大変です。また、ここ最近トレーも価格改定が続いていますが、安全安心な商品を販売するためにもトレーは欠かせません。今回は当社のノウハウを活かしてトレーの価格改定対策と、オペレーション改善を提案しました。
中部流通の"現場力"で
お客様のお悩みを解決!
お客さまのお悩み
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食品トレーの価格改定によってコストが増加してしまう
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同じ部門内でも使用するトレーの集約ができていない
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食品トレーのオペレーション管理が昔のままアップデートされていない
提案した解決策
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汎用トレーでも商品化できるものは、汎用トレーへ集約した
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フードパックをコストメリットのあるものへ切り替えた
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お弁当のトレーも切り替えと集約を行なった
改善効果
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POINT
トレーの大幅なコスト削減をすることができた
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POINT
トレーを集約化することによって管理がしやすくなった
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POINT
全店でお同じトレーを使用することで本部管理がしやすくなりコスト意識が強まった
販売部資材課
今回は私たちが提案させていただきました。
中部流通の資材課では、店舗や工場向けに包装資材・消耗品、什器・備品の取り扱いをしております。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
なかなか収まらない価格改定の理由
ここ最近、様々な商品・サービスの価格改定が続いています。その理由として商品の原材料、光熱費などいわゆるユーティリティコストの上昇があげられます。
特に食品トレーにはプラスチックがたくさん使用されていて、その原料となるナフサやベンゼンの価格は高止まりしています。
加えて天然ガスや電気代の価格も上昇しています。これらはトレーを製造するために欠かせない資源です。
こうした製造に関わるコストの上昇により、商品価格へ転嫁せざるを得ない状況が続いています。国際的な事情もあり、もはやそれぞれメーカーの自助努力でどうにかできるレベルではないのです。
しかし食品包装を取り扱う身としてはお客様の負担をできるだけ少なくするために、少しでもコスト削減を提案したいところです。
食品トレーの切り替えと集約を提案しました
まずお客様の現状を把握するためにお店を訪問して、トレーの使用状況を確認しました。課題解決の答えは現場にあると思っています。
お店を訪問すると、惣菜部門で使っているトレーの種類が多く部門内でも使うトレーが違っていたり集約ができていないということが分かりました。
昔から続けてきた包装資材管理の方法をアップデートできていない時は、当社がオペレーション改善の提案もさせていただきます。
今回切り替えと集約の提案をさせていただいたのは、汎用トレーとフードパック、それからお弁当のトレーです。
トレーの切り替え、集約を行い一つのトレーの使用量を増やすことによってコストメリットを出し、大幅なコスト削減をすることができました。
また、集約を行なって全店で同じトレーを使用することでオペレーションを改善し、コスト管理の意識も高めることができます。
今後はさらなるオペレーション改善の提案が目標です
今回の提案の結果としてトレーのコスト削減と集約、オペレーション改善、コスト管理の意識づけを実現することができました。
今後はコスト削減ができそうなトレーは提案を続けていくのと、オペレーション改善を提案できそうな部分はまだ有るのでさらなる提案の強化をしていきます。
特に惣菜部門はメニューが多いので、使用するトレーが簡単に管理できるような提案を計画しています。
また、こうしたコスト削減やオペレーションはどのお客様にも提案が可能なため、提案するお客様も広げていきたいです。