ドラッグストア向けにコンパクトな保冷什器を提案!精肉・冷凍商品の在庫も可能でチャンスロスの削減ができました
以前導入したコンパクトタイプの保冷什器の仕様を改善することにより精肉・冷凍商品の在庫が可能となり、チャンスロスの削減につながった事例をご紹介します。
CUSTOMER
当社グループのドラッグストア
以前コンパクトタイプの保冷什器を提案させていただき、冷蔵が必要な食品などの在庫を可能にすることで売上アップやチャンスロス削減を図りました。その後、お客様の取り組みとして生鮮・冷凍食品の強化も掲げられました。以前提案した保冷什器では精肉や冷凍商品を保冷可能な温度帯までは対応していないため、仕様の改善が求められます。
中部流通の"現場力"で
お客様のお悩みを解決!
お客さまのお悩み
-
冷蔵ケースに陳列できる量が決まっているため、スペースが限られるバックヤードでも冷蔵品の在庫を置きたい
-
現在の保冷什器では対応していな低温度帯の保管もできる保冷什器が欲しい
-
排水を1日に数回取り替える作業に手間がかかる
提案した解決策
-
持ち運びのできるコンパクトタイプの保冷什器を導入した
-
冷凍商品まで保冷できるように仕様を改善した
-
排水の必要がないタイプに仕様を改善した
改善効果
-
POINT
バックヤードで場所を取らないのでスペース不足解消と、冷蔵商品の在庫を持つことができるようになった
-
POINT
精肉や冷凍商品でも保冷可能で在庫を増やすことができ、チャンスロスの改善につながった
-
POINT
作業の手間を省き、より簡単に初めての方でも使いやすい仕様にすることができた

販売部資材課
今回は私たちが提案させていただきました。
中部流通の資材課では、店舗や工場向けに包装資材・消耗品、什器・備品の取り扱いをしております。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

出発点は販売点数アップにつながる課題解決をしたいと思ったことです

まずは前回の提案についておさらいをしていきます。
当初、食品カテゴリーの取り組み強化が続けられるなか、私たちの扱う資材・消耗品や什器・備品という視点でも売上アップに貢献できることはないかと考え、販売点数アップにつながる提案をしたいと思ったことがきっかけです。
食品カテゴリーにおいてどのような課題があるのかヒアリングを重ねていくと、「バックヤードに在庫用の冷蔵庫がなく、納品された冷蔵商品は売場の冷ケースに入れきる必要がある」、「冷蔵商品の温度を適正管理する必要がある」という2つの課題が浮かび上がりました。
そこで、持ち運びが可能な保冷什器を提案し、採用いただきました。

カゴ車に保冷カバーと小型冷風機を取り付けたコンパクトな什器で、省スペースで在庫可能、コンテナなど他の物流用品とも相性が良いという使い勝手に優れた開発品です。
移動が簡単に行えるため、全店導入しなくても必要に応じてスポット的に使用することも可能です。
生鮮・冷凍商品の取り組み強化に合わせたブラッシュアップ
そして今回は、生鮮・冷凍商品の取り組み強化に合わせて保冷什器の使用改善提案をさせていただきました。

生鮮が該当するチルド商品は0〜5℃以下の温度帯、冷凍商品は-15℃の温度帯が求められます。こちらを満たすために、保冷機能をさらに強化しました。

温度テストも実施し、生鮮・冷凍商品の保存に必要な温度帯の維持を実現しました。
電源をコンセントに接続して電源を入れるだけで簡単に使用することできます。加えて100V電源のため、移動中でもモバイルバッテリーがあれば保冷可能となっています。
排水の手間要らず、業務の軽減負担も考えました
前回提案した保冷什器は排水が行われるため、1日のうち1〜2回ほど排水を廃棄する必要がありました。
仕様を改善するにあたりヒアリングを実施した際、排水が手間という意見もありました。日々様々な業務があるなか、一つでも作業の軽減負担ができれば業務効率化につながります。
そこで、排水の必要のないタイプの機械を選定しました。作業の手間をなくし、より誰でも簡単に使用できる保冷什器となりました。
今回も中部流通ならではの視点で、他にはない商品を提案させていただくことができました。今後も中部流通ならではのノウハウを活かして提案を続けていきます。