用途にマッチする適正価格の提案で資材コスト率5％以内を実現

今回のお客様は、新規でお取引を始めさせていただいた食品メーカー様です。
新しく着任された資材担当者様は、そのポジションでの初めての大きな仕事として、コストダウンを視野に入れた使用資材の見直しに取り組まれていました。
前任の方は資材業者に在庫管理を任せっきりだったようです。そのため、新任で資材担当業務を引き継いだものの主体的な管理や発注ができるような蓄積されたノウハウもなく、大変苦労されていました。
資材担当者様は模索する中で流れを変えようと決意され、新規の取引を前提とした資材供給会社として当社にお声を掛けてくださいました。

やみくもにコストダウンを提案するのではなく、まずは今後の販売計画や商品開発計画を入念にヒアリングしました。
また、在庫管理や食品と包装資材のマッチングなどについての知識を提供させていただき、基本的な認識を改めていただきました。そのうえで本当に必要な資材を適正価格にて提案させていただいたのです。
その際には当社の強みとするコストパフォーマンス性と商品バリエーションの潤沢さ、販促効果というプラス面などを説明しつつ、丁寧に商談を進めさせていただきました。

資材としては当社の豊富な商品バリエーションの中から、お客様の商品にマッチする資材としてフィルム、トレイ、衛生消耗品などをご提案させていただき、ご採用いただきました。
フィルムについては中身が見えづらいことで興味をそそりやすく、そのうえ印字が比較的目立つなどの特性から販促効果がある点をおすすめしました。
トレイでご提案させていただいたのは、商品の雰囲気に合わせてちょっと昔風の小洒落たテイストで、なおかつ価格訴求に向いている嵌合蓋タイプです。
また、在庫管理にもお互いの情報を共有することによって余計な在庫負担をなくし、必要な包装資材をタイムリーに供給できる体制づくりをサポートしました。

資材担当者様は当社からの、個々の食品向けに最適で販促効果も兼ねる適正価格の資材のご提案に、納得できる判断ができたとのことです。
そして何より包装資材のコスト率を商品価格の5％以内に抑えることができて、大変喜んでおられました。
コスト率や包装資材の知識、管理体制のことなど、細かいことまで何でも親身になってご相談に乗らせていただいたことに対し、実にありがたかったと言ってくださいました。
当社の都合を優先するのではなく、お客様の利益を最大化できるチョイスは何だろうと心を砕きつつ、資材担当者様と緊密なコミュニケーションを図ってきたのが良い結果につながったのだと思います。
お客様のことを知れば知るほど課題が見えてきて、きめ細やかなご提案ができました。これからもそのスタンスを大切に、ひとつひとつのご依頼に真摯に向き合い、最善のご提案ができるように努めてまいります。