お客様目線で発注フォーマットを再構築!
売り場づくりの視点と、発注業務の効率化を考えた備品リストで好評を得た改善事例
当社は”現場力”を大事に考え、お客様の実際の業務を理解し、共に改善策を練ることで最大限のご提案ができると考えております。
今回のお客様は、普段の備品発注の際にお悩みを抱えておられました。これまでの備品リストは文字だけのリストになっており、発注担当者にとってとても分かりづらいものでした。
備品リストを、発注担当目線かつ中部流通のノウハウを入れ込み再構築したことでご好評を頂いた事例を、担当の資材部の内藤氏に話を伺いました。
CUSTOMER
当社グループのスーパーマーケット
今回私がご提案したお客様は、東海圏のスーパーマーケットを中核に様々な事業を展開している当社バローグループです。
お客さまのお悩み
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発注の際に、文字だけのフォーマットでは商品イメージが湧かないため手間取っていた
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新しく作る売り場に対して、適正な商品・適正な量を発注すればよいのか分からない
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取り扱い商品の全体像が分からず、どのように中部流通を活用すればよいのか分からなかった
お客さまのお悩みを中部流通の"現場力"が解決いたします。
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solution
発注時に困らないように商品一覧に画像リストを添付
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中部流通で持ってるノウハウや他店の実績がわかる商品リストの情報を含み、再検討
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発注商品に使用用途の情報を付け加え、発注担当者様にとって、分かりやすさを重視したリスト化
改善効果
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発注作業時間の短縮が実現できた
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お客様の実現したい店舗や売場に対して、発注する備品、商品のイメージが湧くことで、売り場づくりがしやすくなった
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中部流通の幅広い取扱アイテムについてこれまでより具体的かつ、レベルの高い問い合わせができるようになった
中部流通の"現場力"を
インタビュー
CONSULTANT
資材部
内藤
提案に⾄った経緯や背景について教えてください。
今回の提案に至った経緯としては、店舗や売場づくりに関わる発注の際の以下のお困りごとをお伺いしたことがきっかけとなりました。
①現在の発注リストが分かりにくい
②発注ミスが多数発生する
③発注ミスの商品を返品するのが手間
④自分たちで買ってこないといけない
⑤商品イメージが湧かないためネットで商品を検索してからでないとイメージが湧かない
などの改善要望を頂いておりました。
この時の発注リストは、文字ばかりでお客様がおっしゃる通り、確かに発注業務の際に備品・商品のイメージが掴めないものでした。
今回の提案で気を付けたことを教えてください。
このお問い合わせから、販売、手配元である我々中部流通にとって都合のいいリストを作っていたという反省がありました。
発注リストを改善するにあたり、
①「どうすればお客さん様にとって分かりやすいいものになるのか?」
②「お客様にとって発注しやすい状態はどのような状態なのか?」
を徹底的に再検討しました。
お客様には何度かヒアリングにご協力いただき、私自身が発注業務を担当する型の立場に立って考えました。
様々議論した結果、文字の商品リストから写真付きかつ、「使い方や用途までわかる商品リスト」を作成することを決めました。
具体的にどのような提案をされたのですか?
まずは、「発注リストの商品がどのようなものか?」を視覚化できるように画像を集めました。そしてお客様にとって必要なアイテムだけに絞り、 商品リストに掲載するアイテムを厳選しました。
さらには、魅力的な売り場づくりを行う時の発注業務をイメージしながら、「他のグループで実際に納品をした実績」をまとめることで、更にわかりやすさを意識しました。
このように写真付きのリストにするだけでなく、中部流通のノウハウをもとに「備品をどのように使えるのか?」という要素も加え、発注業務に詳しくない人にも分かりやすく、使いやすい商品リストを作成し、ご提案しました。
お客様からの評価はどうですか?
「発注業務の際、商品リストを視覚化できるアイテムリストがあるのは非常に助かります。ネットとかで調べる時間が削減できるので発注に費やす時間が削減できます。これをもとに必要なものを必要なだけ抜けがないように発注することができ助かっています。」とお喜びの声をいただいております。
お客様目線に立って業務を再検討し、課題解決まで落とし込む。
中部流通らしいご提案ができた事例でした。
今後も現場の最前線で奮闘するスタッフのみなさんの目線を忘れずに、少しでも快適に仕事に取り組める環境づくりのお手伝いをさせていただくつもりです。