マスク市場の徹底調査を通して、クオリティと価格で優るPB(プライベートブランド)マスクを開発!
売上数字・粗利額に貢献した改善事例

当社はお客様の事業価値を形にして消費者のみなさまに提供するための、ブランディングの視点も備えた提案を常に心がけております。
ドラッグストア業界においてはコロナ禍によって、マスクがかつてないほどの圧倒的な需要が喚起されました。そしてドラッグストア各社は、PB(プライベートブランド)によるマスク開発にしのぎを削っています。
今回はドラッグストアのお客さまに、クオリティの高さ・価格優位性・売上数字・粗利額をすべて確保しながら、まさにブランドの顔となるPBマスクの開発・販売をサポートした商事部の志水氏に話を伺いました。

CUSTOMER

小売店

東海・北陸・京滋エリアでドラッグストアおよび調剤薬局を、積極的に多店舗展開するお客様です。
コロナショック以降、開発競争が激しくなったマスクのカテゴリにおいて、品質と価格優位性や売上と粗利額を確保しつつ、それまでなかったPB(プライベートブランド)の確立も視野に入れた商品開発を切望されていました。

お客さまのお悩み

  • クオリティと価格優位性で、競合他社と比べて差をつけたい

  • 売上数字と粗利(売上高総利益)額も、しっかり確保したい

  • 中部薬品の世間の認知度を上げて、ブランド力を強化したい

logo

お客さまのお悩みを中部流通の"現場力"が解決いたします。

  1. solution

    同一マーケットで競合している他社商品を、正確に把握し分析する

  2. solution

    バイヤー・メーカーと連携し試作を繰り返して、品質改善に努める

  3. solution

    第三者機関の規格取得で品質が担保され、世間に認知されやすくする

改善効果

  • マスクカテゴリにおいて売上数字・粗利益額ともに貢献できた

  • クオリティ面と価格訴求面ともに競合他社よりも優位となった

  • ブランドコンセプトの3つのVを表現できる商品が開発できた

中部流通の"現場力"を
インタビュー

CONSULTANT

商事部
志水

提案に⾄った経緯や背景について教えてください。

今回はバローグループのなかでドラッグストア「V・ドラッグ」を東海・北陸・京滋エリアを中心に、積極的にチェーン展開されているお客様でした。
V・ドラッグにおいてはこれまでPB(プライベートブランド)が存在しておらず、コロナショック以降に生活必需品となったマスクにて、中部薬品ブランドの認知度アップを担う競争力の高い商品の開発が急務となっていました。
安定した品質と価格優位性、売上数字と粗利額確保はもとより、ブランド力を育む試金石であるPB(プライベートブランド)のマスク開発は、お客様にとっての最重要課題といっても過言ではありません。
VドラッグのブランドコンセプトはValor・Value・Vitalityの「3つのV」です。
Valorは「バローグループが消費者のみなさまの生活をサポート」、Valueは「価値ある商品をお値打ち価格で提供」、Vitalityは「地域のみなさまに愛される明るく活発なドラッグストア」です。
このコンセプトを形にするために、担当バイヤーであるお客様とメーカーさんと当社が、がっちりスクラムを組んでワンチームにて商品開発に取り組みました。

今回の提案で気を付けたことを教えてください。

商品開発にあたっては、いずれの競合他社にも負けない、あらゆる点で競争力の高いものを商品化することでした。
お客様のブランドコンサプトに沿った商品開発を実現するためには、消費者のみなさまから日常的に「また使いたい!」と感じてもらえる商品でなくてはなりません。
一度使えば確実にリピートしたくなるような、しっかりしたクオリティとお手頃な価格設定を最重要視しました。

具体的にどのような提案をされたのですか?

ブランドコンセプトである「3つのV」を拠り所に、マスクのマーケットでベンチマークとなる競合商品の調査・分析を行い、現行品の改善・改良に着手しました。
マスクはドラッグストア業界において必要不可欠な超重要アイテムなので、リピート購入およびブランド認知の向上を目的とした「PBマスク」として位置づけました。
クオリティ・価格の優位性はもとより、売上数字と粗利額にも貢献できる商品であること、そして何よりも消費者が日常的に使いやすいことという命題に取り組み、それを完成させたのです。
新発売にあたって売場においては、品質の良さを消費者のみなさまに実感いただけるよう、サンプルを設置し、他社製品との違いをリアルに体感していただく販促策を実施しました。

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■PB三層式不織布マスク

お客様からの評価はどうですか?

発売開始前にお客様の社内にてアンケートを実施したところ、クオリティの優位性も確保できておりました。
いざ発売が開始されると、売上実績は既存商品の約2倍、昨対比1.6から3.5倍と大きく伸びて粗利額も確保でき、大満足という評価を頂きました。
お客様のリクエストにお応えして、さらに違うタイプのマスクについても、現在PB化が進行中です。これからもトレンドを考慮した、日常的に売れる商品開発に積極的に関わっていきたいと考えております。

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