クローズド・ループ・リサイクルを実現する改善事例!
店舗で排出された段ボールを紙製品としてリサイクル

待ったなしの環境対策。クローズド・ループ・リサイクルの実現に向けてバローグループの取組みがスタートしました。グループの消耗資材を広く担う中部流通も活動を共にし、そのメンバーとして参画している高田氏に話を伺いました。

CUSTOMER

小売店

当社グループのスーパーマーケット

今回私がご提案したお客様は、東海圏のスーパーマーケットを中核に様々な事業を展開している当社バローグループです。

お客さまのお悩み

  • 気候変動、環境問題への解決にむけ、少しでも行動を起こしたい

  • いきなり大きな取組みは難しいので、今できる最善策を模索したい

  • 広くバローグループの従業員やお客様にも共感頂ける取組みをしたい

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お客さまのお悩みを中部流通の"現場力"が解決いたします。

  1. solution

    バローグループの現状の環境負荷を正しく把握することから始める

  2. solution

    バローグループの活躍するスタッフが集まり、様々な方向から解決策を模索した

  3. solution

    それらの解決策の「実現性と効果」を検証し、「まずやってみよう」でスタートした。

改善効果

  • バローグループと丸紅グループの協業による「クローズド・ループ・リサイクル」の実現

  • 環境先進国の欧州リサイクルモデルを参考に、店舗の不要段ボールを「封筒」へリサイクル

  • 分かりやすい不要段ボールのリサイクルの実現で、従業員やお客様にも、バローグループの環境取組みを身近に感じて頂いた。

中部流通の"現場力"を
インタビュー

CONSULTANT

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資材部
高田

消耗品に関わるリサイクル活動ができないかという強い想い

提案に⾄った経緯や背景について教えてください。

バローグループのスタッフのなかで、気候変動、環境問題への解決にむけ、少しでも行動を起こしたいという機運が高まり、私自身もその熱を感じておりました。そんな折り、バローグループSDGS取組会議が発足し、本格的に環境問題解決に向け「なにができるのか」の議論がはじまりました。
中部流通はバローグループの消耗資材のカテゴリーを担っており、広くバローグループの運営に携わっているので、なんとか消耗品に関わるリサイクル活動ができないかという強い想いがありました。

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■バローグループのクローズド・ループ・リサイクル

今回の提案で気を付けたことを教えてください。

議論するなかで、各々の事業会社の環境に対する知識や想いに違いがあることに気づきました。
環境対策や取組みをしなければいけないとわかりながらも、コストアップは避けたいという本音とをどうバランスよく実現できるかが取り組みのポイントとなりました。
また、環境問題は他人ごとでなく、みなさん全員の共通の課題だとわかってほしかったので、広くアピールできる取組みでなければいけないと思っていました。

具体的にどのような提案をされたのですか?

今回提案したものは、店舗の不要段ボールを活用した「クローズド・ループ・リサイクル」です。クローズド・ループ・リサイクルとは、不要になった商品を同じ素材として再生し、同等の商品に戻すリサイクル方法のことで、今回 このリサイクル方法の商品として、「不要段ボール」と「封筒」をピックアップしました。メリットとしては、①既存の不要段ボールの活用 ②大幅なコストアップの回避 ③バローグループの機能会社との協業 ④丸紅グループ企業とのタイアップによる確かな取組み ④従業員やお客様に分かりやすいシンプルな取組み の5点があります。

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