ベトナムの拠点を活用した資材調達によりポリロールの仕入コスト5%削減

今回は、ベトナムにある当社の海外拠点を調達ルートとして活用することで、これまでの既存国内品を輸入品に変更することによるコスト改善提案についてご紹介いたします。

CUSTOMER

小売店

当社グループ3業態(スーパーマーケット・ホームセンター・ドラッグストア)

当社グループの中核であるスーパーマーケットをはじめとして、ホームセンター、ドラッグストア、3つの主要業態です。2020年7月からのレジ袋有料化に伴い、対象外のロールポリ袋の需要増が見込まれることを想定して、経費の増加にどの程度の影響があるのか、悩まれていました。

お客さまのお悩み

  • レジ袋有料化に伴う消耗資材の調達コスト増加を抑制したい。

  • コロナ感染リスクを防ぐため複数客が使用する濡れタオル等を廃止したい。

  • 既存品は一度に複数枚取れてしまうためコストも見栄えも良くない。

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お客さまのお悩みを中部流通の"現場力"が解決いたします。

  1. solution

    国内メーカーから100%調達しているポリロール袋をベトナム輸入70%に変更してコスト改善

  2. solution

    エンボス加工を施すことで口開き良くなるように品質改善

  3. solution

    切れ目加工を見直してポリロールを切れやすくするように品質改善

改善効果

  • ベトナムの当社海外拠点を活用した調達で仕入コストを5%削減。

  • 袋の口開き用途での濡れタオルなどの使用頻度を減少。

  • 大量に巻き取れなくすることでコスト軽減と作荷台の見栄え改善。

中部流通の"現場力"を
インタビュー

CONSULTANT

資材部 高田

資材部
高田

提案に⾄った経緯や背景について教えてください。

今回私がご提案したお客様は、当社グループの3つの主要業態であるスーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアです。2020年7月からのレジ袋有料化に伴い、ロールポリ袋の需要増加とそれによる経費の増加が想定され、今回の提案に対する期待は大きいものでした。3つの業態で採用いただければ、グループとしても非常に大きな改善につながります。これをモチベーションとして取り組みました。

ポリロール

[Before]ポリロール袋

ポリロール

[After①]ポリロール

ポリロール

[After②]ポリロール

今回の提案での気を付けたことを教えてください。

今回私が気をつけたこととしては、輸入品または国内品のどちらか全てにしてしまわないことです。製造元を統一することで製造ロットが上がり単価は安くなります。しかし、長期欠品などのリスクは上がってしまいます。品質の良いものを安く安定的に供給する事を意識し提案しました。

お客様からの評価はどうですか?

⼀番期待されていたコスト削減では、前年同期⽐で5%という期待以上の削減効果が出せましたので、たいへんお喜び
いただけました。品質としても下げることなく提案をできたことは大変評価頂けました。
グループによるメリットをご提供できたことをうれしく思います!

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