SCM
新日本スーパーマーケット同盟を資材や商品でサポート、私たちの取り組みをご紹介します
OVERVIEW
北から南まで、日本を横断する新日本スーパーマーケット同盟が結ばれてから数年が経過しました。私たち中部流通もバローホールディングスのグループの一員として同盟の取り組みに参加させていただいております。今回は実際の取り組みについて事例をご紹介しながら、新日本スーパーマーケット同盟における中部流通の役割をお伝えします。

事業開発部
私たちは食品パッケージの取り扱いを行うパッケージソリューションや、店舗・工場運営サポート、商品開発といった観点からのサプライチェーン構築のサポートを提供させていただいております。スーパーマーケットのグループ会社であることのメリットを活かして、現場で使いやすいアイテムの導入や一括仕入によるコスト削減、どのように現場まで運ぶか、運用方法の提案など、私たちが商流に加わることでサプライチェーンをより強化いたします。
CONTENTS
新日本スーパーマーケット同盟とは?

新日本スーパーマーケット同盟とは、2018年に、バローホールディングス(岐阜)、アークス(北海道)、リテールパートナーズ(山口)の3社によって結成された資本業務提携による連合です。各社が持つノウハウを集めることで、地方スーパーマーケットの成長戦略を支援していく取り組みです。
2019年1月からは提携推進委員会がスタートして、商品分科会・運営分科会・間接部門分科会・次世代領域開発分科会の4つの分科会が設置され、これまでに様々な改善効果を生み出してきました。
私たちもバローHDグループの一員として、全力で取り組んでいます
もちろん私たちもバローHDグループの一員として、新日本スーパーマーケット同盟の取り組みに全力投球をしています。
中部流通という会社の事業自体とてもユニークなものであり、資材・消耗品に特化したグループ内企業は新日本スーパーマーケット同盟の中でも弊社しかありません。

資材・消耗品に対する各社の課題は様々です。バローグループ60社と取り組みを行い、調達のノウハウを持っている私たちだからこそ、各社が抱えている課題をそれぞれ解決していくことができます。
また、資材・消耗品以外の課題であっても、バローグループの機能会社を繋ぎ合わせることで解決できることもたくさんあります。
取り組み事例を一つご紹介します
今回は、新日本スーパーマーケット同盟内の九州のスーパーマーケット様に向けての取り組みをご紹介します。
まず、グループ経営の開始に伴って調達方法の見直しを検討されている中で、資材・消耗品の取引先様が複数社あってどのように手を打っていけばいいのかと悩んでおられました。
そこで、資材・消耗品の会社である私たちの出番です。どのように運用を変えていけばよいのか、方法や方向性の決定からサポートさせていただくのも私たちの役割の一つです。
まずはバローグループ内における私たちの役割と調達における取り組み実績を丁寧に説明し、課題に対する定量・定性効果を説明させていただきました。
その上で、一方的に進めるのではなく、双方参加型のプロジェクトとして納得できるゴールを設定し、丁寧に一つずつ課題をクリアしていきました。
取り組みの結果、確かな効果を実感いただきました
課題の一つであったコスト削減に関しては、目標値をクリアすることができました。
また、グループ経営開始に伴う煩雑な業務を解決すべく、複数社あった取引先の窓口を私たちに一本化したことによって透明性のある調達、データの見える化ができるようになりました。
このように、私たちとお取引いただくことで、お客様にとってのサプライチェーンを最適なものに近づけていくことが可能です。
新日本スーパーマーケット同盟の皆様に向けてのメッセージです

物価高、円安など外部環境の変化は加速するばかりですが、北から南まで全国展開する同盟がより一層一体となり、勝ち組企業へ、日本一に向かって進んでいきましょう。
その縁の下の力持ちになれるように、中部流通は価値ある企業へ成長してまいります。